共選長に聞く

interview_logo2
八幡浜共選 水本 覚 共選長

interview1


―――八幡浜共選のエリアは?

エリアは八幡浜市合田、舌間、栗野浦、川之石の四地区で、温州みかんの作付面積は合わせて110ha。海沿いの園地が多いのが特徴。

――― 主要取扱品目と生産規模は?

温州みかんがメインで約3,000t、次いで伊予柑120t、その他(清見、デコポン、せとかほか)200tの規模。

 

interview2

――― 近年の産地を取り巻く状況は

需要と供給のバランスで、みかんの取引価格はここ数年安定的に推移しているが、一方で課題も少なくない。近年の異常気象への対応や、慢性的な人手不足による管理の問題、収穫の遅れなど、全体の生産量と品質に直結する問題だけに、広域的な対応が必要となってきている。

――― 後継者の育成はどうか?

生産者の高齢化は、どの産地も共通に直面している問題。八幡浜共選管内でも、新規就農の後継者が多いわけではないが、若手も徐々に増えてきている。彼らの多くは、学校を卒業してすぐにではなく、社会人を経験した上で就農する後継者が多いのが特徴。みかんや地元のことだけでなく、一度違う視点で社会を見てきたことで、農業そのものに対する考え方に、客観的で適確な目を持っていると思う。産地としても彼らに期待するところは大きいが、毎年行う他産地への視察で持ち帰る有益な情報など一つひとつ実践に繋げていって欲しい。

 

interview5

――― みかん作りにおける自身の考えは?

みかん作りは、立地条件によって、その難しさは異なる。しかし、モノ作りという意味では、消費者の嗜好にシンプルに寄り添うのが大事。消費者においしいみかんを届けてファンを増やし、リピーターを増やす。そのために、バラツキのない生産を日々心がけないといけない。

――― 共選長として取り組みたいことは?

地域の未来、産地の未来のためにも、次の世代にバトンを渡す時に取り組みやすい、生産しやすい環境づくりを我々が積極的に進めることが重要になってくると思う。その中で、若い生産者の人たちには「現状維持は衰退と同じ」という強い危機感を持って臨んでもらいたいと思っている。

 

interview3